2012年3月30日金曜日


脂肪の吸収を抑えてくれる飲み物ということで、黒烏龍茶の人気が高いようです。
美しさにこだわる若い女性から、メタボ気味のお父さんまで、
幅広い人たちに愛用されています。
日本人が親しみやすい「烏龍茶」だということも人気の秘密のようです。
食事と一緒にいつでも飲みやすいからのようです。

黒烏龍茶には、「烏龍茶重合ポリフェノール」が豊富に含まれています。
このポリフェノールは、食事と一緒に摂取することで、
中性脂肪上昇を抑制するといわれています。

具体的には、ポリフェノールが小腸で働き、脂肪を分解・吸収しやすくなる
リパーゼという酵素を妨害します。
また、脂肪の排泄効果も倍増するといわれています。

2012年3月28日水曜日


掲載2010年2月9日

マイク・ドンカーズ(市民ジャーナリスト)

By Mike Donkers

2008年2月7日

食べるべきもの、食べてはいけないものの基本的な識別方法を書いてほしいと頼まれることが多い。いろんな情報が出回っているが、断片的な情報で、内容が矛盾していることさえある。食べるべきでない物(毒)と食べるべき物(薬)について、私なりの考えを述べることにしたい。私が根拠にしているのは、常識だけだ。では始めよう。


砂糖(糖)

あらゆる砂糖は避けるべきだ。砂糖の代わりになる甘味料、例えば、生の甘藷糖(サトウキビ糖)、グルコース、デキストロース(D型グルコース)、糖蜜(モラス)、キャラメル、果糖(フルクトース)、コーンシロップ、デート(ナツメヤシ)シロップ、米シロップ、小麦シロップなども避けるべきだ。砂糖を摂ると血糖が上昇する。そしてその血糖を元に下げるため、膵臓がインスリンという名前のホルモンを生成する。インスリンが生成され過ぎると病気になり、身体はインスリンへの抵抗力(インスリン耐性)を備えるようになる。こうして毎日、身体の中にパニック状態を起こしているわけだが、ある程度バランスが維持されるため、こんな体内戦争が発生しているとは、なかなか気付かないものだ。

中年になって身体が疲弊して初めて、このバランス機能が阻害されていることに気付くことになる。そして、カンジタ、低血糖、血行不良、過度の口渇、過度の空腹感、多尿、便秘、鼓腸(ガスがたまる)、アレルギー、皮膚の問題、高血圧、心拍異常、悪玉コレステロール、肥満など、さまざまな糖尿病予備軍の症状が出現してくるだろう。それでも多くの人は、こうした症状と食べ物が関係あるとは思わず、医者に行って治療を受ける。だが、副作用で新たな問題が生じるか、症状を悪化させるだけになる。

糖の摂り過ぎはグルコースとインスリンの値を上げる。さらに悪いことに、インスリン耐性は、インスリンの効果を次第に弱くするという悪循環を生じさせる。あまり膵臓を酷使してインスリンを長く多く生成させると、最後には消耗して作動しなくなる。そうなると血液にインスリンを注入しなければならなくなる。これが「糖尿病」である。砂糖は、あなたが想像している以上に病気の原因になる。ウィルス、酵母菌(イースト)、癌細胞の大好物・エサが砂糖だ。

砂糖業界が「砂糖は筋肉に良い」という神話を宣伝しているのをよく見かける。これは半分真実の巧妙な表現だ。どんな食品も、身体にとっては異物に違いない。食品をエネルギーとして利用するには、身体が食べ物をグルコースに変換する必要がある。グルコースは、筋肉の発達には不可欠だ。だから「砂糖は良いですよ」と製糖会社は言っている。だが製糖会社は、体内で生成される「間接吸収の糖」(血流にゆっくりと放たれる)と、極めて有害な体外の「高速吸収の糖」(ダイレクトに血糖を上昇させる。実は、筋肉を攻撃する)の違いを区別していない。もちろん我々の身体に糖は必要であるが、あくまでホールフード〔自然のまま丸ごと食べること〕を前提にして、体内で生成される糖のことである。

砂糖の代用品を好む人たちの中には、生の甘藷糖や糖蜜(モラス)がミネラルを含んでいて健康に良いという通説が根強くある。完全に間違っているわけではないが、生の甘藷糖や糖蜜が血糖におよぼす悪影響は、好影響よりも遥かに大きい。健康食品店で買い物したり働いている人に、太り過ぎの人がどれぐらいいるか見てみるとよい。健康的に見えますか?そうした人たちも、彼らなりの砂糖中毒の犠牲者になっており、そのために、店で売っている食品のせっかくの良い効果が大部分打ち消されてしまっている。

パン、パスタ、ポテト、米

砂糖(糖)とは、コーヒーや紅茶に入れる白いものだけではない。あらゆる「精製」食品に含まれている。白いパン、白いパスタ、白い小麦粉、白い米。手短に言うと、糠(ぬか)が除去された穀物は全部だ。もはや糠に含まれる繊維はなく、残った澱粉(でんぷん)の吸収速度を落とすものはない。澱粉は、高速吸収の糖となって、血糖を上げ、インスリン反応を起こす。

代わりのものとして良いのは、全粒(未精白)の穀物で、例えば、ブラウンブレッド(黒パン)、ブラウンパスタ、ブラウンフラワー(全粒小麦粉)、玄米だ。特にサワードウ(sourdough)パンを食べると良い。パンに含まれる乳酸菌が自然に発酵し、澱粉内の糖分を食べてくれている。 自然に発酵した食品は、どれも良い。生ヨーグルト、ザウアークラウト〔塩漬け発酵キャベツ、ソーセージの付け合せでよくあるやつ〕、天然酢などだ。

全粒だからといって、自分の身体にパンを詰め込み続けてよいという意味ではない!われわれ人間は、たくさんの糖を摂取するような身体の構造になっていない。低脂肪の食事を心がけている人は、パンやパスタなど澱粉系の食品で炭水化物(糖質)をたくさん食べている。それが、たとえ全粒粉やサワードウであっても、体重は増加する。パンは1日にスライス2枚以下にして、パスタ、米、ポテトは、週に2回までにしよう。一番良いのは発芽した穀物のパンで、健康食品店で入手できるだろう。

2012年3月26日月曜日


…柿渋についての補足事項を気がつくまま追記しています。

当社の柿渋の種類

 無臭柿渋と、従来の(臭いのある)柿渋を粘度別に3種類で、合計4種類ございます。いずれも日本国内産の柿が原料です。

無臭柿渋は、大まかに言うと濾過等の精製によって臭いの元になる物質(酢酸・酪酸などの揮発性有機酸)を除いたものです。水や化学物質など添加物はありません(タンニン成分の比率が高い原液です。)。本来の柿渋には柿タンニンのほか、揮発性有機酸や糖質・無機物が含まれていますが、これらも除去されていますので、臭いのあるものと比べ、多少発色の色合いなど違いがあります。また均一化していてムラになりにくいなどの特徴があります。  従来の柿渋の臭いは、おおかたの人にとっては悪臭です。感じ方に個人差があり、自然のものなので気にならないという方もおられれば、「耐えられない」と仰る方もおられます。ご購入の際に、室内にご使用予定の場合など、ご心配な場合は無臭柿渋が無難だと思います。 使用直後の臭いは非常にきついですが、時間とともに薄れていきます。風通しのよい屋外に置くのが理想的ですが、ご近所にもご留意ください。(無臭柿渋の粘度は、通常の柿渋の低粘度のものよりさらに低く、凝固もしにくいです。)

 従来の臭いのある柿渋3種類は、それぞれ粘度が異なりますが、いずれも柿渋の原液そのままです。(水などで薄めて粘度を調整したものではありません。従ってタンニンの濃度が濃かったり薄かったりするものではありません。)

※「濃度」ではなく、「粘度」(粘り気)ですので、ご注意ください。

(注)時折、柿渋の度数(※)を尋ねられますが、当社の通常品柿渋は3種類とも5度から6度程度です。
※柿渋の濃さを言う場合によく使われる「度数」とは、「ボーメ度」のことで、これはボーメ計(比重計)という液体に浮かせる器具で測った濃度のことです。      ボーメ度が高いほどタンニン成分が多いとされています。(簡易的な尺度です。)

 ちなみにこれらの種類は、もともと私共が伊勢型紙の地紙(渋紙)製造の際に、粘度の異なる柿渋が必要なために設定しております。例えば、高粘度は接着力が強く、薄い和紙を張り合わせるために使用しています。逆に低粘度は、工程の後の方で、地紙の表面に塗布するだけに使用しています。いずれの柿渋についても、ある程度のタンニン分が必要です。 高粘度は特殊な柿渋といえるかもしれません。竹かごに和紙を張り合わせたり、厚塗りする用途には適しています。 一般的な柿渋は、私共のものでは低粘度にあたると思います。

(注)当社販売の柿渋について、食用・飲用ができるかとのお問い合わせをいただくことがありますが、食品としての管理をしておりませんので、飲用などされる場合は、自己責任でご利用いただきますようお願いいたします。

2012年3月25日日曜日


東京は朝から雪ですね~~~
だんだん強く降って来ました。

2月も最終日。閏年の29日。
こんなに大雪になるなんて。

明日から3月。