2012年4月30日月曜日

骨折闘病記録 (1) « プラスをシェアしてもっとプラスへ


膝のさら(膝蓋骨)を割るとどうなるのか?

事故の発端

9月20日(日)の事でした。

その日の午前中、横浜市である動作法の研究会会場へ行くために船橋駅で快速に乗ろうとしていました。

ホームへのエスカレータを上がりきった時、丁度グリーン車が目の前にきたので、普通車の入り口へ行こうとして人込みを避けながらホームを走り出した途端、足元の何かに足をつっ掛けて転んでしまったのです。

あっと思った時には、両手を前に挙げてすっ飛ぶような形で倒れていました。

今その姿を思い浮かべると、「むささびか?」と笑えてくるのですが、その直後は、息が止まるほどの激痛を右膝に感じて暫くは立ち上がれませんでしたが、骨折しているとは思いませんでした。

でも実際には、右膝のおさら(膝蓋骨)が3つに(お医者さん曰わく、メルセデスベンツのマーク状に)割れていたのです。

骨折って本当に簡単にするものなのですね。

(この日の詳しい出来事は、ブログ「プラスをシェアしてもっとプラスへ」の11月25日の投稿文をお読み下さい。)


フィリピンにきびソリューション

結局、入院して手術ということになりましたが、丁度9月の7日連休が始まったばかりでしたので、手術待ちの患者さんが多くて、結局実際の手術は9日後の29日まで伸びてしまいました。

ただ手術を待つだけの入院生活9日間

即手術が必要な命に関わる事態の人は別ですが、普通の骨折では普通2~3日間はある程度腫れが引くのを待ってから手術するそうなので、皆似たような経験をすると思います。

最初の1~2日間

痛くて動けません。

そこで、最低限の人としての生活に必要な行為を行う為には、家族や看護師さんの手を借りなければなりません。

先ず入院生活に必要な品物を揃えなければなりません

骨折は予期せぬ出来事なので、救急車で運ばれる事が多いでしょう。

私も駅のホームでの転倒でしたので救急車で病院へ運ばれました。

そのとき私が持っていたのは、動作法用のストレッチパンツを入れていた肩掛けのバッグだけでした。

偶然とは言え、この幅広のストレッチパンツが役に立ちました。


疼痛管理医師の給与

少しでも膝を動かすと強烈な痛みが走る為、膝を動かさないようにする為のニーブレス(取り外しが出来るギブスの様な物)をはめていましたから、その太くなった(只でさえ太いのに…笑)脚でも履ける様なゆったりとしたストレッチ出来

るパンツが丁度良かったのです。

でもそれ以外の入院生活に必要な物は夫に頼んで持ってきて貰いました。
ちなみに、入院時に必要な物は、
バスタオル(手術の時にも使う)3~4枚、フェイスタオル4~5枚、ショーツ5~6枚、パジャマの上3~4枚、パジャマのズボン代わりになるストレッチパンツ(幅広でよく伸びるパンツ)3~4枚、着替え用の上着(リハビリ等で部屋から出る時入院中外部の人と出会うので)、歯磨き用品(洗顔)石鹸、食事時にお茶を入れて貰うカップ、箸、スプーン、スリッパ、リハビリ靴、その他嗜好品等でした。

これらを一度にではなく、気付いた度に夫に頼んで持って来て貰いました(だから入院すると家族も大変です)。

入院初日の夜は骨折によって膝の回りも大きく腫れています。
そのために氷で冷やしても痛みが強いので、私も即効性のある痛み止めの座薬を何度か入れて貰いました。


動けなくて一番困るのはトイレに行けない事です。
私の場合は腰の下への差し込み式便器(おまる?)を使いましたが、差し込むのも難しい人はおしめを使わなければなりません。

これは慣れないと、心理的に用をたすのが難しく、出たいのに出せない状態になります。

私も尿の方は何とか出来ましたが、便は出せずに便秘状態になってしまいました。

3日目

少し痛みが退きました。

ニーブレスで固定してある右脚を出来るだけ痛まないように動かすやり方が分かってきたので何とかトイレに行けそうな

気がして、看護師さんに頼んで車椅子でトイレまで連れて行って貰うことにしました。

勿論、車椅子に移る時も痛いし、トイレボールの前で立つのも痛いけれど、その痛みよりベッドに寝た状態での用足しの方が心理的に我慢し難くかったのです。

それでもやはり、痛みが消えた訳ではありません。
なので出来るだけ我慢をしてトイレとトイレの時間を空けるようしました。

でもトイレに行けたお陰で、やっと便秘状態から抜け出せて、すっとしました(笑)。

こんな情けない状態の私を助けて下さったのが、私の前のベッドの方でした。


ベッドの上から動けない状態の時、出来るだけ自分の近くに必要なものを置いて、手を出せば良い様にしているのですが、うっかり物を落としたりします。

そうなっても自分では取れないので、看護士さんやヘルパーさんが来られるのを待つのですが、もう退院間近というその方がよく気付いて取って下さいました。また、その方が売店に行く用があるとき、「ついでだから、何か欲しいものがあったら買ってきてあげるよ。」と声を掛けて下さったのです。

本当に助かりました。困っている時の手助けって本当にありがたいですよね。

(つづく)



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